本州最東端の街宮古の小さな牛乳屋のつぶやきブログ

牛乳屋のことだけのブログにします。お客様との会話なども入れますのでコメントを下さい。愚痴が多いかも・・特に端っこの牛乳屋さんお友達に為りましょう。県の端や岬の端の方

お久しぶりです。

小さな街の牛乳屋さんは現在どの位の割合いで残っているのでしょうか?

大型販売店さんは、県境を越えて市場を席捲しているのが現在の宅配販売店のシステム主流みたいです。

牛乳屋さんは、相変わらず早朝(お店によっては夜中から)配達で頑張っておられている事と思います。

若者の宅配離れと、既存のお客様の超高齢化による中止客の増加と大型店によるセールス活動(同メーカーで)等々で大変な時代になっております。自分の能力不足はいかんともしがたく流れ流されて大河に飲み込まれてしまう未来に手の打ちようもなく、自分たちでダムを作り顧客の囲い込みのシステム作りも出来ず、経営学も一歩から学ばねばならずで八方塞がりでの現状を考えると、もう遅い!!                     と、嘆いてどうにもならないと思いながら、どこかに”何か弱小販売店”でも生き残れる方法があるのではと考えている自分がいるわけで馬鹿ですね。

 以前でしたら、乳業さんとひざ詰めで話合い出来ましたが、現在では各ディラーの格差が大きすぎて乳業さんも対応のしようが無いというのが現状でしょう。      というより大型販売店の方が乳業さんの先きをいっている感があります。

 地方都市の人口減少の激しさは半端じゃないです。空き家と空きアパートの増加はもの凄いです。                                 そこに、量販店進出です。量販店同士お互いの潰し合いなのでしょうが、地元に金が落ちる訳でもなく吸い上げられていき、一次産業は後継者が無く、元気がありません。

 ちょっと話しが変わりまして、春休みで学校給食が無いので原乳が廃棄処分されますので、酪農家を助けるために拡売を頑張って需要を上げてくださいとの文書がきましたが、酪農家さん団体で、牛乳需要と必要性(ユーザーさんに)を声を上げてくれたことがありましたか?                               H・Pでいろいろな情報を流してはいるようですが、業界人は覗いて見るかもしれませんが、一般消費者はわざわざ探してまで閲覧しないのでは・・・          「牛乳悪者説」が未だに尾を引いております。                  医療関係者が、あの説を信じていたら最悪な事態になって、牛乳屋を潰すのか、恨みでもあるのかと言いたくなる程の最悪な状態が続いております。医者の言うことは神の宣言と同一で逆らえません。いや 神以上かもしれません。             牛乳を飲んで健康に!!このフレーズが使えないと聞いております。学校給食での牛乳不要説もそこから発生しているのではなかろうかと思っております。

 乳業さんも、機能食品の健康食品にシフトしております。             酪農家さん、どうしましょう?牛乳屋で牛乳の販売比率を知っておりますか?     乳と蜜の流れる場所が、西洋では理想郷と言われていると聞いております。                                   酪農家さんも、牛乳大好きで始められたことと思います。現状に満足してますか?   量販店では、ケースに溢れるほどの量のいろんな牛乳が売られています。適正価格かどうかは私共には分りかねます。生・処・販で利益を得ているのでしょうから適正価格なのでしょう。

 生・処・販を全部一括で行っている酪農家さんもおられますが、大部分が1ランクも2ランクも上の価格で売られているところが多いようです。             一番下流に居る者としては????です。私どもには、拒否権も発言権も無いです。 「値上げします」「ハイッそうですか、分かりました」で宅配離れが始まります。  このループが止むことはありません。大型販売店さんの躍進は素晴らしいことと尊敬しております。おかげで様で、宅配というシステムが残る可能性が出てきています。  ビン牛乳を中止にした乳業さんも出てきましたので、安心とは言えませんね。

 ただ、取り止めもなく書き綴りましたが、お気に障った方もおられるかもあるかと、思いますが、年寄りの愚痴としてお許しください。

       アジサイがやっと咲き始めてきました