本州最東端の街宮古の小さな牛乳屋のつぶやきブログ

牛乳屋のことだけのブログにします。お客様との会話なども入れますのでコメントを下さい。愚痴が多いかも・・特に端っこの牛乳屋さんお友達に為りましょう。県の端や岬の端の方

学校給食からの牛乳中止と「ニュー和食」キャンペーン

学校給食の牛乳中止に対する、我が業界からのコメントが無い。何故?

特に、酪農家さん団体からの公式な反応が無い。原乳が不足なのでこれ幸いという訳でもないでしょうが、消費量が減ったら、いの一番に悪影響を被るのは酪農家さんなのではないでしょうかと外野からは思われますがそういう事ではないのですか?

 

生クリーム部門から原乳不足で(酪農家さんの大幅な減少が原因なそうです)納入価の通知がきました。

「TPPが通れば、外国のクリームが入って我々にも価格の選択肢が増えて楽になるのかな?」

と洋菓子店の社長が言っておりました。

「消費税のアップと円安による原材料の値上がり、商品に簡単に転嫁できないよね」

これは我々販売店にも言える事で「街の牛乳屋さん」と呼ばれている宅配専門のお店程苦労をしております。

宅配の大型販売店と呼ばれるお店は、牛乳はアイテムの一部門にしか過ぎないからそれほどの不安感は無いようですね。

量販店では8%の消費税アップになったというのに、逆にアップした消費税をプラスしても以前より変わりない価格で販売されていますし、価格ダウンの商品も多々見受けられます。

本体価格が安くなっているんですね。

宅配店は真面目に働いて借金を作って店を閉じ、それが大型宅販店に渡される。

「一生懸命働いて、なにも悪い事したわけじゃないのに・・」分かります。

時代を見る目が無かった。只それだけで片付けられます。

 

酪農家さんも大変ご苦労しておられることは重々承知しております。

しかし、「国の補助産業は潰れる」と誰かさんが言っておられたように思いますが・・・・思い当たる事はありませんか?

農協という大きな組織が動けば大抵のことは何とか、埋め合わせに補助金とかその他諸々の付帯援助があったのは否めないのでは・・・・・・恐らく怒り心頭に達して読んでいるでしょうが我々末端の小売りは、スーパーさんが安売りして(それも我々の仕入れ価格より安いのがあったりします)経営出来ないからと誰も差額を補助しては貰えません。

 

乳業界は、酪農家・メーカーさん・販売店の団体が数えきれない程あります。

何故?一丸となり学校給食の牛乳を中止に立ち上がらないのでしょう?牛乳ってなんなんでしょう?

もう一度原点に却って考え直すべきじゃないでしょうか?

そうすれば、スーパーさんに目玉商品に使われることも無くなるのでは・・・・・・・・

何故?人は何世紀の間(牛乳にかかわらず)を食品の大事な位置においているのか?

和食に合わない。

日本でも、平安朝の自体いやもっと前の時代から食されていたことは歴史をみてもわかるでしょう。

徳川家にも牧場があった。

天皇家には、御料牧場が延々と続いております。

和食に合わない。一番和食に合うと言い返すことが出来ないのでしょう。

商業主義に走ったのが原因なのでしょうが・・・・・・・・

誰が一番だって良いじゃないですか、もう少しおおらかにいきましょうよ。

ニュー和食を推進させましょうよ!!!