ご主人の介護をなすっておられる奥さんからのお便り
今日は、大分精神的に追い詰められて来たらしい奥様のお便りがFAXで流れてきました。
ご主人が週に2回程ディサービスに行った2時間程しか自分の時間が無い奥さんです。
その時間も買い物その他家事でアット言う間に過ぎてしまうと仰っております。
以下、原文のままです。
牛乳屋さんへ
朝が来て夜が来て、毎日があっという間に過ぎ去っていきます。
いつもながら、早朝にご苦労様です。
又、今年もすてきな新年の写真ありがとうございます。(毎年楽しみにして大事にとっております)奥様の風邪大丈夫でしたか?余り無理をなさらない様にね。
私達二人も、どうにか年を越し(カゼもひかずに)平凡な毎日を送ってます。と言っても「老々介護」の生活ですね。
花の咲く季節の話しが待ちどうしいです。
来襲位までテレビは「イスラム国」の画面ばかりでいやな毎日でした。
人間の命をなんだと思って生活しているのでしょうか(イスラム国の人は)
「戦争が戦争を生む」本当に悲しいですね。
この世に店の神がいるのなら、どうしてやめさせてくれないのでしょうね 不思議です。
自分の・・・・・・・・(この部分判読出来ず)・・・・・申し訳ありません。
以上がお便りの全文です。ご主人はアルツハイマー病だとか(真面目なおとなしい方です。私とは大違いな性格です)
こちらの奥さんからは月に一度位、こんなFAXが入ります。
子供さん達も独立して遠方に居りますので完全に二人だけの生活です。
奥さんにすれば、変化のない辛い介護の毎日なのでしょう?
話違って・・・・
この間なんかは、80過ぎのおばあちゃんがたった一人で住んでいるお家で、集金もそこそこに無理やりに茶の間に引っ張りこまれ、お茶飲み話しを聞くはめになり、その日の集金は一軒だけ。私の知らないそのご家庭のお話ばかり。
ある、おばあちゃんはペースメーカーを入れたから見てみる?と言い胸を開らきました。ポコンと膨らんでおりましたので「違和感は無いの?」「うん、全然感じ無いよ触ってみる?」と胸を突き出したのには参りましたが「若いお姉さんならとにかく無理無理}と言ったら相手も「そうだよね」と二人で大笑い。
牛乳屋は大変な仕事をしております。
心のケアまでしなければなりません。
特に震災の後2年位は本を発行出来る位のエピソードがあります。
お偉い大学の先生達が収集した話題とは恐らく全然違うエピソードを私共には話していると思います。
ボランティアをしているんですか?とヘルパーさんに聞かれたことも多々あります。
正面だけは復興が進んでいるようですが心のメンタルは置き去りにされているみたいな被災地です。
その愚痴を聞いてる被災地の牛乳屋です。
そのパワーを拡売に回せと言われそうですので、ハイッこれまで~よっと!! お休み。