お客さんの一言
「ごめんね、おばあちゃんが瓶のフタ何処かになくしたみたいなの、お金いくらするの?」
プラのフタを見えなくしたと、本当に申し訳なさそうにお嫁さんが財布を持って出てきた。
恐縮するのはこちらの方で、こんなにも気遣いしてしてくれるなんて有難いことです。
おばあちゃんが、お嫁さんに来てからのお付き合いです。50年以上は楽にたっております。
メーカーさん、販売店とお客さまとの繋がりはこんなにも深いんです。
高齢者が多くなり、生協さんの宅配がどんどん他所の業界に進出しております。
牛乳屋は、単独で戦っている孤独感があります。
戦争に例えるのは不謹慎かもしれませんが、お許し下さい。
総司令部ー参謀本部ー情報収集ー航空母艦ー戦闘機による敵地攻撃(CM活動)ー機動部隊出動(営業担当による情報収集と作戦会議を開き前線に伝える)ーこのような後方支援を得ての歩兵(販売店)の前線出動となりますが、今の状態は後方支援の無い第2次大戦末期の日本軍みたいに感じられます。
多分、メーカーさんでも、五里霧中で手探り状態で模索しているのでは?
兵隊でも、良い知恵があるはずです。
素直に聞いて下さい。
事件は現場で起きている!!という言葉がありましたね。
机上の作戦だけでは、どうにもなりません。
情報共有とその開示とモデル店でのテストも必要かと・・・・・・・
ともあれメーカーさんは何を売ろうが生き残ることが第一でしょうから、販売店が、とやかく言う事では無いと言われると思います。
だから、酪農家さん「日本の乳」を守りたいのなら川上で下の騒動を真摯に受け止めてみて下さい。
このままでは牛乳屋が無くなりますよ。
どこでも牛乳を捌いてくれれば良いよ。他所の業界のことなんか興味が無いよと言われては、はい!!それまでよ!ですが。
牛乳屋が無くなるのは牛乳屋の努力不足と時代の流れに乗れなかったと言うことなりますか。
牛乳屋の愚痴になっちゃいますね。
他人のせいにするなと怒られそうですので、これまで。