本州最東端の街宮古の小さな牛乳屋のつぶやきブログ

牛乳屋のことだけのブログにします。お客様との会話なども入れますのでコメントを下さい。愚痴が多いかも・・特に端っこの牛乳屋さんお友達に為りましょう。県の端や岬の端の方

役所の責任逃れか?

牛乳屋にも、HACCPに準ずる体制を作るようにとの資料が来た。          営業許可は必要ないらしい。県の文書作成が無くなったぶん証書分の費用が無くなるから良いでしょうみたいな事を言っている人もいる様です。

HACCPそのものの存在を知らない、小さな商店主もいるようです。細かく分類されているので、自分がどの程度のレベルで対応しなければならないのかが不安の最大原因のようです。

保健所に行き説明を受けるが、自己責任だけが大きくなったようにしか思えないので、「役所の責任逃れみたい」と茶化したら「それ言われると弱いんですよ」相手も笑っていた。

「処理業者と違い、温度管理をしっかりしてくれれば良いと思いますよ」

今現在の保冷箱・蓄冷材・と配達にプラス断熱シート使用していれば良いんじゃないですか?

温度管理の記録を保存して置くの忘れないで、トラブルの時自店の安全管理を証明出来ますから、スーパークレーマーに対応出来ますからね。

その内、配達時の温度管理が益々厳しくなると、保冷車ではダメで冷凍車使用なんてことにも成り兼ねません。

もう、そうなったら街の牛乳屋さんは無くなりそうですね。

今でさえ、公の施設や保育園・幼稚園は保冷車納入以外出来ません。その上時間指定で納入指定もあるとか聞いております。

宅配が、早朝配達だと蓄冷材だけでも良かったし「すぐ取り入れるから邪魔だから入れなくて良いよ」と言われて「あぁ~邪魔なんだ」と気づかせられますが、現在では大型店(だけでは無いでしょうが)での日中配達が定番みたいになってきましたので、(まぁそれが原因で無いことは解ってはおりますが)小さな牛乳屋は色々揃えなければならない所も出てくるかもです。

相変わらずの、量販での得配価格は目を覆うような設定で、一つの買い物かごに4~5本単位でレジで打たれています。

それを見ますと、宅配のお客様が神様のように見えてきます。

牛乳が機能を謳った表現チラシが作れない。

じゃ、何故?学校給食に牛乳メニューがあるのだろうか?

めーかーさんは、この頃は乳酸菌に逃げ込んで大量陳列で売り込んでおります。    この分野は、乳業メーカーさんより、他分野からの殴り込みみたいなジャンルになっています。

宅配店は売り込み商品が無くなりそうです。

せめて、メーカーさんチラシに準じたオリジナル・チラシぐらいは作らせて欲しいものです。

メーカーさんは、卸業に徹して適切な温度で冷蔵庫に届ければ、後の事はそちらに全責任が発生しますなのでしょうから、牛乳屋さんやっていけますかね?

一メーカーさんだけでの取引販売はきつくなると思います。配送問題があるので難しいですが、あちこちの商品を取りこめれる方法が構築出来ないものでしょうか?

コロナ収束の見えない・宅配の将来も見えない

辛いですが、頑張らなきゃ!!

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ミニコミ誌3月挿入イラスト