辛い話
以前、小岩井さんの販売店を経営していた友達とばったり遭った今日。
ある販売店さんの死を聞かされ人事ならずの思いで、今日の冷たい雨降りの様な気持ちで心の中が冷たい思い出いっぱいです。
腹ただしく虚しく、悔しい。
津波で、父親を亡くしてから、ご長男が宮古・釜石・山田(ここが本店)の3ヶ所のお店を切り盛りしていてそうで、昨年頃より「体調が良くないようだ」と言っていたらしいのですが、脳梗塞でお亡くなりになったらしいです。
急遽、東京に居る弟さんを帰省させ経営を続けているそうです。
こちらも100年以上牛乳な関わってきた、お家ですので廃業するとの選択肢は無かったようです。
釜石の店はたたんだとか言っておりました。
父親は津波で亡くし(遺体はバラバラになり、火事で黒焦げになって見つかったそうです)私同様、お得意様は半減し、その上その分は未回収のままだろうと思われます。
メーカーさんがどのように対応してくれたのか、それが気になりますね。担保又は保証金を積んでいても普段通りの支払いを求められたのか?私の所はそれに近い要求をされましたから(はっきりとは言いませんでしたが)一回分だけ遅れて次回からは通常の支払いで過ごしたような記憶がありますが・・・・・
物凄い心労と体の疲れが溜りに溜まっていたのでしょう。
今時、牛乳屋を続けるには周到な計画が作成出来ていて1年ごとの目標を決めてクリアしてその後の3年・5年先のイメージプランを立てる事が出来なければ到底生き残れません。
歴史ある家業だから、本家の面子もあるからだけで出来る業界ではなくなりました。私の反省も込めて・・・・・
悲しい事に、あたり構わずなりふり構わずの営業がまかり通っている時代です。
時には、一番の敵は同メーカーだったりしていることが多くなった話をよく聞きます。
なんか愚痴になりました。
知らぬ事とはいえ御悔みにも伺わず失礼いたしました。
ご冥福をお祈りします。