またまた酪農家さんにお聴き致したく・・・・・
この度、大手三社と呼ばれるメーカーさんと、関東生乳販売農業協同組合連合会と10月より一キロ当たり五円の値上げで、合意したとの報道があった。
円安の影響で飼料の値上がりが大きな要因との話ですが、諸外国においては飼料は100%近く国内で賄っていると何かで読んだ記憶がありますが、本当の所は、どうなのでしょう?
飼料の値上がりの度に、乳価の交渉をしなければならないほど外国産の飼料に頼っているのですか?
政府の進める大型酪農になるほど、不安定要素が増大していくだけはありませんか?
立派な名称の団体が、おありになるじゃありませんか?何故リスクを一つでも減らす努力をしないのでしょう? やってる?そうですよね。やってますよね。
乳価が決まると、そちらの方は販売価の事はこちらの方の問題として、突っ放している事もないでしょうが、量販店で値上げ前より安く販売されることは、ご存知ありませんか?そうされる事をどのように受け止められたおられますか?
憤りを感じませんか?
前回の値上げの後、宅配店(長年営業していた弱小店)の廃業が多々有りました事もご存知ですか?
一言こう言われれば「努力不足だからこの競争社会で生き残れないのは当たり前だろ」 その通りで言い返す言葉がありませんが・・・・・・
前回の値上げ以来量販店では、メーカーさんが生乳を安く販売されないようにと、牛乳もどきの乳飲料を大量に開発して売り場の大部分は「もどき」商品で埋まっております。メーカーさんも存亡がかかっております。必死です。
牛乳はPBか地元のプラントの商品が1LM・130円代まで値下がりしております。
宅配も「機能性飲料」と言われるものが80%位を占めております。
生乳の消費量は減る事があっても増えることは絶対に望めません。
酪農家さん、牛乳屋共にとって悲しい事実が続いております。
負のスパイラルにハマり込んで抜け出せないない状態かと思われます。
値上げの度に「もどき牛乳」が増え、牛乳の消費は落ち込んでいくのでしょう。
牛乳屋という業種は無くなり、宅配店の取り扱い商品の一部になっていくのでしょう。現実的にそういう大型店の形態が増殖しております。
牛乳屋が無くなり量販店からでなければ牛乳の購入が出来なくなれば、どうなるのか考えたくもありませんね。
色々ありますが、泣き事になってしまいます。
生産~販売で、タッグを組まざる得ないことには・・・・・・
若い世代の方々が、お互いバリアを外して話し合いを持つべき時期にきているのではないのでしょうか?
年寄りの会になつているのでは・・・・・・
若い人の会に取り戻して下さい。彼らだって元は若かったんですから。