行政機関は何を考えているのだろう?
被災地に出来た小高い山の上に登る避難階段です。
120段以上あります。
急な勾配です。
その上狭いです。片方の相手を抱えて歩けるのは無理かと・・・・
避難に使われたとしても、余程健康で若い人でなければ上がりきれないでしょう。
パニック状態になっているから高齢者や持病持ちは、「津波よりそこで倒れる可能性があるんじゃないの?」と近所のおばあちゃんが言っておりましたが、私も同じ考えが頭を過ぎっておりました。
その上、一番上に着いたとしても、只それだけです。
休む建物などありません。
そこは、階段の入口は整地すれば広場も出来ますし3・11の時でさえ津波の
被害からかなり上の場所なんですがね。
避難場所には宿泊施設を作り4-5日分の非常食品と毛布などを備蓄すべき
だとは考えられないのでしょうか?
不思議に津波は春先の寒い時に襲来している事が多いようです。
防潮堤を作る前に、避難場所に宿泊施設と食料の備蓄の方が先きかと思われ
ますが。
城壁のような防潮堤などは無用の長物の気がしますが。
弱者でも避難しやすい避難路を!!
それが、一番被害を少なくするのではと思います。