穏やか新年か?怖い新年か?
当地では、例年に比べると気候的には、穏やかな天候が続いております。
現実に目をむけると、東北の片田舎の都市は、過疎と人口流出(若者の絶対数の不足)で、昼メインストリートを歩いている人影の少ないこと、基幹産業としての一次産業とよばれる、農業・漁業の後継者の成り手不足です。
被災から8年経過し、公的機関の新築も一段落ですが、旧警察署・旧市役所の等の大きな建物が空っ風の中にド~ンと聳えております。
特に食料品扱う小売店は、卸業者が撤退しており大変らしいです。
その代わり、コンビニがこんなに増えて本当に経営が成り立つのか思われる程、林立し始めました。
国道沿いのコンビニは、道路工事の終息が近いせいなのか、駐車場からはみ出しているのをこの頃は見かけなくなりました。
宅配業も、高齢者の人口減の波を諸に被っております。
この間までは、老々介護で大変だと騒いでおりましたが、メディアでは、知っているのか知らずなのか、どこでも取り上げてはおりませんが、孤独高齢者の物凄い数の増加です。
子供さんは、近所に住んでいない。同じ町にいても、余り行き来が無い。
県内でも、盆正月に顔を出すだけ。
退職した、ご夫婦で周一で訪ねてきて、お掃除やら身の周りのことをやって行かれるお宅も有ったりしますが、牛乳をお届けしながら他人事ながら、ホットします。
一昨日は、息子さんから、お母さんのことで話を聞きたいとのお電話があり、妻が出かけました。 先月、集金に伺った時、「なんか?変だよ、認知が始まったのかな?」と妻が言っていたお客さんです。
他市に住居を構えている定年を迎えた感じの息子さんです。 いろいろ、お母さんの様子を見て食べ物が充分にとれそうにないので、病院に診察を受けて入院と話しが付いたが、用意して出かけたら、本人が承諾してないから入院出来ませんと拒否されたそうです。
妻に、誰かが覗いているだの、知らな人が玄関に入ってくるからどうしよう?などと言っていたそうなので、正常じゃないないと思うのですが、本人の承諾がなければならないそうで、不条理に感じますが、ある役所の経験者に聞いたら、元気な子供が居るから、自分達で面倒を見るのが正常なのだそうです。
その方も、奥さんに「そんな人を一人にして良いの?」と言われたそうですが、「あっちの家族を捨てて一人で来れないですよ」奥さんには、子供の面倒をみなければならないので、貴方がどうぞ!みたいに言われたらしいです。 60近くの男が、90近い母親の面倒をみる事がたやすく出来ると思いますか?
何のために、年金から強制的に介護保険費を差し引かれているんでしょうね?
世の中、不条理だらけです。
総額一億円のお年玉を出す会社があります。
今年に入り、入院、施設への入所が5人ありました。
入れるだけ良いらしいです。年単位での待ちらしいです。
あけましておめでとうございます
2019年はどんな年になるのでしょう?
平成最後のお正月だと、世間では浮かれているようです。
大都会では、良いにつけ悪しきにつけ色んな話題が湧いています。
大きな門松にお目に掛からなかったお正月でした。
ホテル位のものですかね。以前よりは小さ目に感じています。
個人宅では、小さな松の小枝に年縄をぶら下げているだけです。
日の丸を掲げているお宅は一軒だけしか、私のお得意さまにはありませんでした。
親戚の、奥さんが長年施設入院していて、男一人住まいに電話入れたらお雑煮はじめお正月料理は餅だけらしいと、妻は慌てて、新しく煮しめを作り、ありあわせの料理をかき集めてと、慌ただしいお正月でした。 娘が、帰省していたのに一泊だけで帰ったようです。
私共みたいに、貧乏暇なしの生活も涙が出るほど辛いですが、どちらが幸せなのでしょうね?
明日のことを考えると、牛乳屋の将来には厳しい道しかないようです。 私は、それでいいのですが後をついだ息子には、すまない気持ちだけです、夜中に目覚めるとそのことが頭の中で渦巻いて、眠れなく動悸が激しくなってそのままたおれるのではの気持ちが強くなり、益々眠れなくなりの悪循環の日々です。
年末に、本当の最後にお届け先の、お客様からこんな嬉しいカードを頂きました。
牛乳屋さん、元気ですか?
今年も、あと一月、慌ただしさと自然災害の後遺症が残っているのか、歳末商品のオーダーが未だに予定希望数量の3分の一も有るか無しかの状態です。
限界地方都市の高齢化・少子化が驚く速度で進んでおります。 二つ有った自動車教習所が、この時期高校生の教習で忙しいはずだと思っていましたが、一つが先月で閉校したとのことです。
災害で壊滅的な被害を受けていたのを頑張って再開したので、凄いな偉いなと考えておりましたが、矢張り無理をしていたようです。
8年経て、私自身も他人事とみていられない状態が続いております。 人口減はボディブローのように、徐々に効いてきます。
量販店も、高齢者や男性だけのお客さんが3分の2位の比率になっているようです。
新規開拓も、長続きせずで経費がペイ出来ないじゃないかと考え込んでいます。 とは言え、入院・施設・死亡等々で新規よりそちらの方が多い月も出始めました。
大型販売店さんのFBを拝見しておりますと、完全に牛乳屋では無くなっているような感じを受けております。牛乳は経営母体の一部のようです。 もう、牛乳屋では人手や資金の余裕なしですのでイベント等で人集めもできません。 メーカ―さんも、完全に経営指導から手を引いたようで何一つ弱小販売店には情報も無しで、完全にシカトされておるようです。
もっとも、大型販売店さんに指導しようとしたら反対に指導されるような雰囲気があります。
何も言わず、卸業者に徹しているのが最良とでも考えているのですかね。
牛乳屋さん、人手不足=配達員・拡売員の補充が出来ない。 経団連が進めている外国人雇用、これは牛乳屋には100%無理でしょう。
消費税アップ:カード決済の進行、それによるポイント付加それによる作 業の繁多に対応できますか?その上、新規ソフトの導入になりそうです。 月末集金の現金が入らずで、資金繰りの悪化での黒字倒産もあり!かも? 自動車走行距離による自動車税: 配達業務には命とりですね。
良い事無しの年明けになりそうです。
寒い!!明日の最低気温マイナス2℃とか予報のお姉さんが言っておりました。
牛乳屋さんと消費税
訳のわからない世の中です。
一番分からないのが、今回の10%に繰り上がる消費税です。
なんで、幾重にも手数のかかるシステムの導入を創るのだろうか?
持ち帰りと店内飲食との税率を区別する。
あほか!
末端の税率を変えたところで、それまでの途中でかかる消費税の負担は避けられる訳はない。
レジを初めとして、事務で使うコンピュータシステムも変えざる得なくなる。
零細商店や家族経営の事業所に、そんな余裕があると?
我々、牛乳屋さん(あえてこう呼ばせて貰います)に乳業関係の方々は「地域に一番身近で、お客さんに密着しているのは、宅配という武器を持っている貴方がたです、未来はあります」などとおっしゃります。
実際、大型販売店さんはどんどん規模が大きくなっているようです。
F・B(今はこちらがメインのようです)ホームページやブログを拝見しますと、確かに業績は上がっているようです。
大手の強みで、どんどん拡売しているようです。
同メーカーの顧客にも攻勢を掛けてきております。
牛乳の顧客には「ヨーグルトは私の方からお取りください、こんなサービスがありますよ」 これが普通にまかり通っております。
まさに、勝てば官軍です。
乳業さんには、何一つデメリットなことは無い「見ざる聞かざる言わざる」今の営業担当は、デスク上でpcのデーターを見て数字だけで結果オーライの仕事みたい。 同メーカー販売店のトラブル回避、そんなのメーカーには関係無いの個々で話し合いで解決してくれのようです。 ある先輩販売店の方が言っておりました。 「この地域に00乳業が進出した時からの販売店だ。粗末に扱うはずは無い」と言い切っておりましたが、現在は存在しておりません。
現在は、大型販売店が主体になっており、その上他メーカーさんを同時扱いもしております。
メーカーさんが指導出来なくなってきているんですかね?
牛乳屋さん、今度の消費税アップでいろんな機材を新規リースできる余裕とそして今は、付加価値を高めたシステムが沢山組み込まれております。それを使用しての業務拡大が出来る自信がありますか?
「請求書を出せればそれでOKよ」と言われる方も多いのではありませんか? そういうシステムは出来ないのでしょうね。 エクセレを使いこなせば何とかなりそうですが、それ位の技能があったら牛乳屋はやっていないか・・・・
消費税から、余分な話にとびました。
何故?消費税アップ反対運動が起きないのですかね?
福祉に回すと本気で信じておりますか?
介護4でも施設に入れません。
金額も半端じゃないです。
介護保険は年金から、みかじきのように思われる方法で引き取られます。
100%保証の無い介護保険です。
世の中不公平です。
8年すぎた被災地の現状は悲惨です。
持たない者のヒガミと言えばそれまでですが、頑張りが足りないのでしょうか? この頃眠れない夜が、多くなりました。
最後は愚痴ですみませんでした。
松茸を頂きました。
災害と支援
北海道の酪農家さんが、停電で搾乳が難しい状況下で、搾乳した牛乳を取引メーカーさんが集乳に来ないので全量捨てざるを得ない。 乳房炎も多発している。 誰が保証してくれるんだと言うような事が、新聞紙上に乗っかっておりました。 お気持ちは痛い程わかります。
生き物を飼っておられると、自分のことよりそちらの方が最優先にならざるえません。よ~く分かります。
ブラックアウト・電気は来ません。人間の手での搾乳大変な作業でしょう。
しかし、災害は全ての人に多大な影響を与えます。
停電で、医療器具が使えずお亡くなりになった方もおります。
3.11の時、何日も真っ暗闇で過ごしました。
蝋燭を買いに行きました。
そこの、奥さんは「困った時はお互い様だから」と代金は受け取りませんでした。 電話もダメ! 携帯もダメ!(この災害から中継局を増やすようになりました)市内で一か所UAが繋がる場所があり、長い行列が出来ました。
市内では、情報がつかめず東京からpcに入る(電気が入った時点)地元の情報を皆に口伝えでの拡散でした。特に、無事か否かの情報が宮古出身の方々のネットワークで伝えて貰いました。
ガソリンも無い、スタンドでも手回しで汲み上げ給油してくれました。(しかし千円分)だだし、マイナス気温の夜中の1時~2時から湯たんぽを抱いて行列を作ってました。100台だけが何日も続きました。
灯油も無い。入荷の情報は携帯に誰かしらが入れてくれた、それを近所に拡散。 誰も、文句は言いませんでした。
その後の支援は、紆余曲折で、一部損壊・半・全壊で全然桁外れの差がありました。
しかし、その頃からですかね、被害に会わない方が気を使わなくてはならない状態が 一部では出始めました。
支援は決して公平ではありません。
住居が助かり、お店が全壊には支援金ゼロ。なんで収入をしろと・・・
酪農家さん、辛い気持ちはわかります。
前にも書き込みましたが、情報収集が出来るかできないかの差は大きいです。 被災に遭わない福祉団体には、どんどん車が送られてくる。
個人で車を流された方は、どうにも出来ません。
とにかく、支援の仕方がわからなかったのもあると思います。
業界団体のトップだけが支援のあるのを知っていて、下部会員は知らずに買い揃えたという例は数え上げたら切りがないと言いたい程です。
自分で動かなければ何も手に入りません。
8年経って、ますます厳しい状況です。辛いです。
復興が目に見えてきた頃にヤバい状況になっていたのに気がつきますよ。
気が付けば良い方かも・・・・・・
どんどん、格差が広がっております。
金のだぶついているつまり震災バブルといったらいいのかもです。
一部だけの業界に復興という名目の金が動いております。
被災地で、地元企業の姿は滅多にみかけません。
世の中、不公平で成り立っております。
酪農家さん、保障して貰えると良いですね。
被災地の牛乳屋さん、どうしておりますか?
寒いです。
その上、またシトシト雨が降り出して明日も一日雨降りらしいです。
被災地(大阪・北海道)の報道も隅に追いやられた感じの新聞紙面です。
おかげ様で、欠品アイテムも今週中に全部揃いそうです。
お詫びの文書を添えての別商品配達の所より、キャンセルがあったり、配達止めの顧客さんがあったりで、今だにてんやわんやの大騒ぎです。
乳業さんからの連絡はFAXで流れてくるだけ・・・・・・なんだかなぁ????
被災地の販売店には、どのような支援が、協会団体等々か行われたのですかね? 何一つ情報が入ってまいりません。 3・11でのご支援のお返しをしなければならないのですが、当協会というか当支部の支部会も開かれない状態です。
先日、スーパーさんの前で、先生に引率された高校生達の募金運動に心ばかりの募金させてもらいました。
いろいろ、被災当時のあれこれを思い出しますと、それを利用して利益を得ることが出来ることを知りました。
8年経過しまして、大分街の中は落ち着いてきているようには見えますが、現実問題としてどうなんだろうなと、商店街の人通りを見て思うことばかりです。
若い層は、大型店での買い物ですが、最近は高齢者の中型スーパーさんでの買い物姿が多く見受けられます。
特に、建設業で飯場や一軒家を借り上げての共同生活をなされて居られる方々は、本当に質素な生活をしております。
仕事帰りに、食材を調達しての自炊生活です。 昔のように、夜の街に繰り出すなんてことは皆無みたいです。
その中、市の放送で「大型客船が入港しましたので、市民の皆さん岸壁でお出迎えして下さい」(これは朝・そして夕方の放送)
「午後6時に出航いたしますので、お見送りしてください」
ある時には、幼稚園児や保育園児の遊戯などでのお出迎えです。 個人や、大人の団体が出張ることには反対はしませんが、幼児を動員するのは、なんだかな~?と私個人は考えております。
市を知って貰える最高の機会なのでしょう。その気持ちはわかります。
外から人に来てもらえる、これが市の景気上昇に結び付けられれば良いのですがね。
今回は、牛乳に関係無かったです。
大都会でなければ、被災地の人口減少と、地域の零細企業の衰退は避けられません。 それを、踏まえての事業継続を真剣に考えてください。 それでも、これをバネにして大成長している企業もあります。 業種は決まっております。 その上、補助金や支援金の有無を知らなければ負け犬になるばかりです。 行政・業界でも教えてはくれません。 これを見つけるのは至難の業です。人との会話の中から見つける以外には、個人経営ではなかなか難しいです。人との繋がりが最重要課題になります。
被災に遭われた牛乳屋さんが、おられましたら情報収集から始めてください。 知っていると知らないでは、後々差がつきますよ。他業種の方が知っていることが多いですよ。
長々すみません。
昨日、上天気の日の海岸は時化でした。
カメラに潮しぶきが飛んできて、その後のメンテが大変でした。
日本列島・・・・呪われているのか?
今度は、北海道の地震被害です。
呪われているように、次から次へと自然災害が続いております。
ゲリラ豪雨的な大雨になり、全国どこかで毎日のように避難勧告等が出ています。
当地でも、3日程前から雨続きで山の地盤にかなりの量の雨水がしみ込んでいる状態だと思われます。 豪雨の時だけ注意勧告がでますが、こういう状態が一番怖いのです。 昨今は、山の手入れが個人で対応できない金額が掛かりますので、野放し状態です。 終戦後、農地改革との名で裕福な地主さんが居なくなり、いまで言う環境整備が出来なくなっております。
樹木は、大木に成長し山肌を隙間なく覆っております。 この様な状態では、木の重さを山肌が支えきれなくなっているようです。 偉い専門家の方が色々結果論的に言っておりますが、災害の起きないように出来るだけ被害の少ないように予防するにはどうしたら効果的か、どなたも提案していないような気がしながらテレビの報道を見ております。
牛乳がスーパーから消えてしまいそうだとの報道が出ております。 北海道の原乳に支えられての牛乳市場だと、やっと皆さんに認知されたようです。 かなりの数、出荷制限が掛かっております。 メーカーさんとしても、宅配商品を出荷制限には出来ないでしょうから辛いところでしょう。
酪農家さんのご苦労をこの機会に解って貰えたら、あんな馬鹿みたいな安売りなど出来るはずは無いことがわかるかと思いますが、酪農の団体で運動を起こしませんか? 酪農は大変だ、辛い、後継者が育たないなど色々聞こえてきます。 我々の苦労の産物を、なぜ安売りの目玉にするんだ!! 適正価格で販売して牛乳の価値観を見直してくれ!! 安売りできる差額を還元してくれ!!
何故?酪農団体は声を上げないのでしょう?
牛乳屋さんの団体もそうですが、北海道の生乳を廃棄処分している酪農家さんの映像を見たことと思います、考えてみれば一心同体と考えられる関係です、なにかお手伝いできることがあると思います。
被災地での、一番有難いのは生臭い話ですが、現金です。 復興支援が進んできて、物流が回復して品物が並びだすと現金がなければどうしようも出来ません。
ガソリン代でさえ、朝の3時前から並んで僅かだけの給油で現金以外ダメでした。 昨日までは無料の水も有料のペットボトルを買わなければいけません。 ここでの差が、後々まで尾を引くような印象があることは否なめません。
原乳が無ければ、牛乳屋も生きていけません。 販売店団体さん、立ち上がって下さい!!
被災は、復興が目に見えてきた時期が一番辛いです。 何年かの間に、徐々に格差がついてきています。
お金のある所にだけ、お金は集まります。
若年層は、被災地を出ていきます。
弱音が出ますが、このままじゃ負け犬です。う~ん?もう成っているかも!!
最高気温20℃以下らしいです。
寒いです。
被災地の皆様、お体を労わって下さい。